画像生成AI、何から始めればいい? その悩み、この記事が解決します
「画像生成AIってよく聞くけど、なんだか難しそう…」 「専門知識や英語が必要なんでしょ?」 「無料で簡単に使えるツールが知りたい!」 「種類が多すぎて、何から手をつければいいかわからない」
SNSやニュースで美しいAI画像を見かけるたび、そう思っていませんか?
かつては専門家のものであった画像生成AIですが、技術の急速な進歩により、今や誰でも、日本語で、しかも無料で使える時代になりました。この記事は、まさに今、画像生成AIの第一歩を踏み出そうとしている初心者のあなたに向けた完全ガイドです。
この記事を読めば、以下のことがすべてわかります。
- 画像生成AIの基本的な仕組み
- あなたに最適な「無料・日本語対応ツール」の選び方
- たった5ステップで画像を生成する「具体的な使い方」
- AIの精度を劇的に上げる「プロンプト(指示文)のコツ」
- 安全に使うための著作権や注意点
専門知識は一切不要です。この記事を読み終える頃には、あなたは自分だけのオリジナル画像を自由に作り出せるようになっているはずです。さあ、一緒にAI画像生成の世界を体験してみましょう。
「画像生成AIってよく聞くけど、なんだか難しそう…」
「専門知識や英語が必要なんでしょ?」
「無料で簡単に使えるツールが知りたい!」
SNSやニュースで美しいAI画像を見かけるたび、そう思っていませんか?
かつては専門家のものであった画像生成AIですが、技術の急速な進歩により、今や誰でも、日本語で、しかも無料で使える時代になりました。この記事は、まさに今、画像生成AIの第一歩を踏み出そうとしている初心者のあなたに向けた完全ガイドです。
この記事を読めば、以下のことがすべてわかります。
- 画像生成AIが「なぜ」言葉で画像を生成できるのか
- 初心者が最初にやるべき「目的」の見つけ方
- あなたに最適な「無料ツール」の選び方
- たった5ステップで画像を生成する「具体的な使い方」
- AIの精度を劇的に上げる「プロンプト(指示文)のコツ」
専門知識は一切不要です。この記事を読み終える頃には、あなたは自分だけのオリジナル画像を自由に作り出せるようになっているはずです。さあ、一緒にAI画像生成の世界を体験してみましょう。

画像生成AIとは? 初心者でも30秒でわかる基本の「き」
画像生成AIとは、その名の通り「人工知能(AI)が画像を生成する技術」のことです。ユーザーが「こんな画像が欲しい」という指示をテキスト(文章や単語)で入力するだけで、AIがその内容を理解し、世界に一枚しかない全く新しい画像を自動で作り出してくれます。
なぜ言葉が画像に変わる? 画像生成AIの簡単な仕組み
「言葉だけで画像が作れるなんて、魔法みたいだ」と感じるかもしれません。この「魔法」の正体は、AIの膨大な学習量にあります。
仕組みを簡単に説明すると、AIは開発段階でインターネット上に存在する何十億枚もの「画像」と、その画像を説明する「テキスト(キャプション)」のペアを学習しています。
例えば、「赤いリンゴ」というテキストと「赤いリンゴの画像」をセットで大量に学習することで、AIは「赤い」という言葉がどのような色や質感で、「リンゴ」という言葉がどのような形や特徴を持っているかを理解していきます。「夕焼け」と「空」、「猫」と「ふわふわ」など、あらゆる言葉と視覚的な特徴の「関係性」を統計的に学んでいるのです。
この学習を経たAIに、私たちが「夕焼けの空の下で眠る、ふわふわの猫」と指示を出すと、AIは学習した知識(「夕焼けの空」のパターン、「眠る猫」のパターン、「ふわふわ」の質感)を組み合わせて、最も「ありえそう」な新しい画像をゼロから描き出すのです。
SNSで話題沸騰! 画像生成AIが注目される理由
画像生成AIの技術自体は数年前から存在していましたが、ここ最近で爆発的に注目されるようになったのには、大きく分けて3つの理由があります。
- 圧倒的な品質の向上:ひと昔前のAI画像は、どこか不自然で「AIが作った」とすぐにわかるものでした。しかし、「DALL-E 3(ダリ・スリー)」や「Midjourney(ミッドジャーニー)」といった最新AIの登場により、その品質は飛躍的に向上。プロのイラストレーターが描いたような美しいアートや、デジタルカメラで撮影したかのような高解像度の写真まで生成できるようになりました。
- 利用ハードルの劇的な低下(無料・日本語対応):最大の理由がこれです。かつては高価なソフトウェアや専門的なプログラミング知識、そして複雑な英語の指示文(プロンプト)が必要でした。しかし現在では、Microsoft CopilotやCanvaのように、私たちが普段使っているツールに画像生成機能が搭載され、無料かつ高精度な日本語対応で誰でもすぐに試せるようになりました。
- 生成スピードの速さ:従来、一枚のイラストやデザインを完成させるには数時間、場合によっては数日かかっていました。画像生成AIは、複雑な指示であってもわずか数十秒から数分で複数のパターンを提案してくれます。このスピード感が、クリエイティブな作業だけでなく、ビジネス資料の作成や個人の趣味の幅を大きく広げています。

画像生成AIの使い方、最初の一歩は「目的」を決めること
画像生成AIの世界に飛び込む前に、たった一つだけ決めておいてほしいことがあります。それは「あなたが何のために画像を作りたいのか?」という目的です。
なぜなら、画像生成AIツールにはそれぞれ得意・不得意があるからです。
- リアルな写真風の画像が得意なAI
- アニメ風のイラストが得意なAI
- ロゴやバナー広告など、デザイン用途に特化したAI
目的が曖昧なまま多機能なツールを触り始めても、「思ったような画像にならない」「操作が複雑で挫折した」ということになりかねません。
まずはあなたの目的を明確にし、それに最適な「一番簡単なツール」から始めることが、初心者にとって最も重要な成功の秘訣です。
あなたは何を作りたい? 初心者向け目的別スタートガイド
具体的な目的が思い浮かばない方のために、代表的な4つのユースケースを紹介します。自分がどれに一番近いか、チェックしてみてください。
1. 目を引く「SNSプロフィール画像」を作りたい
X(旧Twitter)やInstagram、LINEなどのプロフィール画像(アイコン)を作りたいという目的です。
この場合、必要なのは正方形(アスペクト比1:1)の画像です。「自分にそっくりなアバター」や「好きな動物を擬人化したキャラクター」「サイバーパンク風の横顔」など、個性を表現できるアート風の画像が求められます。
2. ブログや資料用の「アイキャッチ・挿絵」が欲しい
ご自身のブログ記事のトップに飾る「アイキャッチ画像」や、プレゼン資料に挿入する「挿絵」が目的です。
この場合、横長(アスペクト比16:9など)の画像が多く、記事の内容やテーマに沿った具体的な情景(例:「ノートPCに向かう女性」「グラフを見て会議する人々」)を正確に表現する能力が求められます。
3. 趣味として「イラスト・アート作品」を生成したい
特定の用途はなく、単純に「美しい風景画」や「好きなアニメ風のキャラクター」「幻想的なアート作品」を作って楽しみたい、という目的です。
この場合は、画風(スタイル)を細かく指定できる機能や、クオリティをとことん追求できるAIの性能が重要になります。
4. まるで本物! 「リアルな写真風の画像」を試したい
イラストやアートではなく、「本当にカメラで撮ったような」リアルな画像を生成したいという目的です。
「実在しない人物のポートレート」や「この世にない絶景の写真」など、AIの“騙す力”を試してみたいという好奇心も含まれます。これには、写真のような光と影の表現に特化したAIが適しています。
【初心者向け】無料で使える!目的別おすすめ画像生成AIツール3選
あなたの目的は明確になりましたか?
ここでは、数ある画像生成AIの中から、「無料」で「操作が簡単」かつ「日本語に対応」している、初心者に最適な3つのツールを、目的別に厳選して紹介します。
1. [万能・高画質] Microsoft Copilot (DALL-E 3):無料で高性能・日本語対応の決定版
- 対応目的: 1〜4すべて(万能)
- 公式サイト:
Microsoft Copilot
初心者が「最初の一つ」として選ぶなら、間違いなくこれです。
Microsoft Copilot(旧Bing AI Chat)は、検索エンジンのBingやWebブラウザのEdgeに搭載されたAIアシスタントです。このCopilotに、OpenAI社の最新画像生成AI「DALL-E 3(ダリ・スリー)」が統合されています。
最大の強みは、AI(GPT-4)があなたの日本語を自動で最適化してくれること。
例えば、あなたが「猫の画像」と入力するだけで、AIが「わかりました。『ソファの上でくつろぐ、縞模様の可愛い猫』ですね?」と、より具体的で高品質な画像が出やすいプロンプト(指示文)に自動で変換(“おまかせ生成”)してくれます。
画質も非常に高く、イラスト風からリアルな写真風まで、あらゆるスタイルに対応できる万能性が魅力です。Microsoftアカウントがあれば無料で利用できます(高速生成には「ブースト」と呼ばれるクレジットが消費されます)。
2. [デザイン・調整] Canva AI:ブログ・資料作成ならコレ一択
- 対応目的: 2(ブログ・資料用)
- 公式サイト:
[Canva]
「Canva(キャンバ)」は、デザインの知識がなくてもプロ並みのバナーや資料が作れる、無料のデザインツールです。このCanvaにも画像生成AI機能(Magic Media)が搭載されました。
最大の強みは、生成した画像をシームレスにデザイン素材として使えること。
Copilotなどは画像を「生成して終わり」ですが、Canvaは生成した画像をそのままデザイン編集画面に取り込み、文字を入れたり、サイズを変更したり、他の素材と組み合わせたりといった調整が非常に簡単です。
ブログのアイキャッチ画像やプレゼン資料の挿絵など、画像生成の「後工程」までを想定している人(特に目的2の人)には最強のツールです。無料プランでもAI画像生成を試すことができます。
3. [多機能・高品質] Leonardo.Ai:無料枠でプロ級のAI画像を体験
- 対応目的: 1(SNSアイコン)、3(アート作品)、4(リアルな画像)
- 公式サイト: [
Leonardo.Ai]
「Leonardo.Ai(レオナルド・エーアイ)」は、画像生成に特化した海外のプラットフォームです。基本は英語ですが、簡単な日本語プロンプトにも対応しています。
最大の強みは、生成する画像の「画風(モデル)」を自由に選べること。
「リアルな写真風」「ファンタジーアート風」「アニメキャラクター風」など、特定の画風に特化したAIモデルが多数用意されており、選ぶだけでクオリティの高い画像が安定して生成できます。
CopilotやCanvaと比べると機能が多く、最初は少し戸惑うかもしれませんが、「ネガティブプロンプト(後述)」など、より高度な設定も可能です。
完全無料ではなく、毎日配布される「トークン」を消費する仕組みですが、無料枠でも1日に数十枚〜100枚程度の画像が生成できるため、初心者がプロ級のクオリティを体験するには十分すぎるツールです。
CopilotとCanva AI、初心者はどっちを使うべき?
特に初心者が迷いやすい「Microsoft Copilot」と「Canva AI」について、その特徴を表にまとめました。
| 比較項目 | Microsoft Copilot (DALL-E 3) | Canva AI (Magic Media) |
| 主な用途 | 高品質な画像の「単体生成」 | 生成した画像の「デザイン・編集」 |
| 日本語対応 | ◎(完璧。AIによる自動改善あり) | ○(対応しているが、英語の方が精度が高い場合も) |
| 価格 | ◎(無料・高速生成クレジットあり) | ○(無料プランでも利用可) |
| 操作の簡単さ | ◎(チャット形式で指示するだけ) | ○(デザインツール内の機能として使う) |
| 画質の調整 | △(AIにおまかせ) | ◎(生成後にサイズ変更や加工が自由) |
| おすすめな人 | まずAI画像生成を体験したいすべての人 | ブログやSNS運用をしている人 |
結論として、まずは「Microsoft Copilot」でAI画像生成の楽しさとクオリティを体験し、その後、ブログなどで使いたくなったら「Canva AI」を試す、というのが王道の使い方です。

実践!画像生成AIの使い方 5ステップ【Copilotで簡単スタート】
理論は十分です。早速、最も簡単で高機能な「Microsoft Copilot」を使って、AI画像生成を体験してみましょう。
この5ステップを見ながら一緒に操作してみてください。
ステップ1:Copilotの公式サイトにアクセスする
まずは、お使いのPCやスマートフォンのブラウザ(EdgeやChrome、Safariなど)で、[Microsoft Copilot 公式サイト] にアクセスします。
スマートフォンの場合は、専用の「Copilot」アプリをダウンロードするのもおすすめです。
ステップ2:無料のMicrosoftアカウントでサインイン
画面の指示に従い、お持ちのMicrosoftアカウント(OutlookやHotmailのメールアドレスなど)でサインインします。持っていない場合でも、その場で無料ですぐに作成できます。
サインインは必須です。 サインインすることで、より高性能なAI(GPT-4)と画像生成AI(DALL-E 3)が利用できるようになります。
ステップ3:日本語で「作りたい画像」の指示(プロンプト)を入力
サインインすると、チャット画面が表示されます。
画面下部にある「ここに何でも聞いてください...」という入力欄に、あなたが作りたい画像のイメージを日本語で入力します。
これが「プロンプト」と呼ばれる、AIへの指示文です。
まずは難しく考えず、簡単な言葉で試してみましょう。
プロンプト入力例:
「宇宙を旅する、かわいい柴犬の宇宙飛行士。ヘルメットをかぶっている。背景は星空。」
入力したら、送信ボタン(紙飛行機のマーク)を押します。
ステップ4:AIが生成した4枚の画像からお気に入りを選ぶ
Copilotがあなたの指示を理解し、画像を生成し始めます。「画像を生成しています...」というメッセージの後、通常は30秒〜1分程度で、AIが4パターンの画像を提案してくれます。
4枚の画像を見比べて、あなたのイメージに一番近いものを選んでください。
ステップ5:画像をダウンロードして保存する
気に入った画像が見つかったら、その画像をクリックして拡大表示します。
画像の下に表示される「ダウンロード」ボタンを押せば、あなたのPCやスマートフォンに画像が保存されます。
たったこれだけです!
もしイメージと違う画像が生成された場合は、落ち込む必要はありません。ステップ3に戻り、プロンプト(指示文)を少し変えて再度送信してみてください。「もっとかわいく」「背景を青くして」のように、AIと対話しながら修正していくことも可能です。
画像生成AIの精度が劇的に変わる!プロンプト作成「3つのコツ」
ステップ5までで、基本的な画像生成はマスターできました。しかし、何度か試すうちに「もっと自分の想像通りにAIを操りたい」と思うようになるはずです。
画像生成AIは、入力されるプロンプト(指示文)の質によって、生成する画像のクオリティが劇的に変わります。AIは賢いですが、「言葉にしていないこと」は察してくれません。
ここでは、初心者を脱出し、AIの精度を格段に上げるための「プロンプト作成の3つのコツ」を伝授します。
コツ1:基本の型「誰が・どこで・何をしている」を具体的に伝える
AIに正確なイメージを伝える最も簡単な方法は、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識することです。特に「誰が(主題)」「どこで(背景)」「何をしている(行動)」を明確にするだけで、画像の精度は驚くほど上がります。
悪い例(抽象的すぎる):
「猫」
→ これでは、どんな猫がどこにいるのかAIが判断できず、ありきたりな猫の画像しか出てきません。
良い例(具体的):
「日当たりの良い窓辺(どこで)で、丸くなって眠っている(何をしている)、茶色いトラ猫(誰が)」
→ このように具体的に指示することで、AIはあなたの想像した情景を正確に描き出すことができます。
「誰が」の部分は、「(形容詞)+(名詞)」の形(例:美しい女性、古い城)を意識すると、より詳細な指示になります。
コツ2:「魔法のキーワード」で画風や品質を指定する
AIは「普通の画像」を生成するだけでなく、特定の画風やスタイルを指定することも大得意です。プロンプトの最後に、画風や品質を指定する「魔法のキーワード」を追加してみましょう。
これらのキーワードはカンマ(、)で区切って羅列するだけで効果があります。
- 画風・スタイルを指定する例:
アニメ風、水彩画、油絵、ピクセルアートスタジオジブリ風、ディズニー風サイバーパンク、スチームパンク、ファンタジーミニマリスト、ロゴデザイン- 品質・リアリティを指定する例:
写真のようにリアル、フォトリアリスティック高画質、高解像度、8KUnreal Engine(ゲームエンジンの名前。リアルなCG風になる)傑作、最高品質
応用例:
「日当たりの良い窓辺で眠る、茶色いトラ猫。水彩画風、傑作」
→ これだけで、先ほどの画像が美しいアート作品に変わります。
コツ3:上級テクニック「〇〇しないで」と不要な要素を削除する
画像生成をしていると、「この要素だけはいらないのに…」ということがよくあります。
その場合は、「〇〇しないで」または「〇〇なしで」と、AIに除外してほしい要素を明確に伝えましょう。
応用例:
「日当たりの良い窓辺で眠る、茶色いトラ猫。水彩画風、傑作。赤い首輪はなしで」
Leonardo.Aiなど一部の専門ツールには、除外したい要素を専門に入力する「ネガティブプロンプト」欄がありますが、Copilotのようなチャット形式のAIでは、このように文章で直接指示するのが有効です。
AIに指示を出す前の最終確認
プロンプトを送信する前に、このチェックリストで「伝わりやすい指示」になっているか確認してみましょう。
- [ ] 主題は明確か?(例:ただの「女性」ではなく「黒いドレスを着た女性」)
- [ ] 背景や場所は指定したか?(例:パリのカフェテラス)
- [ ] 行動やポーズは指定したか?(例:コーヒーを飲んでいる)
- [ ] 全体の画風(スタイル)は指定したか?(例:アニメ風、写真風)
- [ ] 除外したい要素は伝えたか?(例:帽子はなしで)
すべてチェックする必要はありませんが、チェックが多いほど、あなたのイメージに近い画像が生成される確率が高まります。

初心者が安全に画像生成AIを使うための「3つの注意点」
画像生成AIは非常に強力で楽しいツールですが、使い方を誤るとトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
初心者のうちに、安全に楽しむための「3つの注意点」を必ず押さえておきましょう。
注意点1:著作権は誰のもの? ブログやSNSでの商用利用はOK?
最も重要で、最も複雑な問題です。
- 著作権について:AIが生成した画像は、既存の画像を学習していますが、生成物自体は「新しい」ものです。しかし、日本の法律(および多くの国の法律)では、「人間の思想または感情の創作的な表現」でなければ著作権は発生しないとされています。AIが自動で生成した画像は、この「人間の創作的な関与」が低いとみなされ、著作権の保護対象とならない可能性が高いというのが現在の一般的な見解です。ただし、日本の文化庁の見解では、プロンプトの作成や画像の選定・修正に人間の「創作意図」と「創作的寄与」が認められれば、著作物として成立しうるとも示されています。
- 商用利用について:「著作権がない=自由に商用利用して良い」ではありません。商用利用の可否は、あなたが使用するAIツールの利用規約に従う必要があります。
- Microsoft Copilot (DALL-E 3): Microsoftの利用規約(
[Microsoft サービス規約])によると、生成した画像(Creation)は「合法的な個人的、非商業的目的」での使用に限定されています。商用利用は許可されていないため、ブログの収益化なども含め、使用は避けるべきです。 - Canva AI: Canvaはデザインツールであるため、利用規約の範囲内で商用利用が許可されているケースが多いです。ただし、生成した画像をそのまま(無加工で)販売することなどは禁止されています。
- Leonardo.Ai: 有料プランでは商用利用が許可されていますが、無料プランで生成した画像は一般公開(Public)され、商用利用が許可されていません。
初心者のうちは、生成した画像は「個人で楽しむ範囲」に留め、ブログやビジネスで使いたい場合は、Canvaなど商用利用を明確に許可しているツールの規約を熟読してからにしましょう。
注意点2:AIが苦手な表現を知っておく(例:指、日本語の文字)
最新のAI(特にDALL-E 3など)では、人間の指や文字の表現精度が大幅に向上していますが、まだ完璧ではありません。
- 指: 複雑な手のポーズや複数の人物が絡むシーンでは、指の数や形が不自然になる場合があります。
- 文字: DALL-E 3などは英語のスペルを高い精度で描画できますが、日本語の描画はまだ苦手な場合が多く、意味不明な記号や誤字になることがあります。
これらは現在の技術的な限界です。「AIが失敗した」と落ち込まず、指が映らない構図を指示したり、文字はCanvaなどで後から入れたりする工夫が必要です。
注意点3:機密情報や個人情報は絶対に入力しない
これはセキュリティに関する最も重要な警告です。
あなたがCopilotなどに入力したプロンプトは、AIのサービス品質向上や再学習のために、サービス提供元(Microsoftなど)によって閲覧・利用される可能性があります。
絶対に、以下の情報はプロンプトに含めないでください。
- 個人情報(あなたの氏名、住所、電話番号、マイナンバーなど)
- 機密情報(会社の未公開プロジェクト情報、顧客データ、パスワードなど)
AIは「秘密にして」と言っても理解できません。入力した情報は「公開されても良い情報」であると認識し、細心の注意を払って利用してください。
画像生成AIの使い方に関する「よくある質問(FAQ)」
最後に、画像生成AIを使い始める際によくある3つの質問にお答えします。
Q. 本当にずっと無料で使えますか?
A. はい、多くのツールが「無料枠」を提供し続けています。
ただし、ツールによって「無料」の意味合いが異なります。
- Microsoft Copilot: 基本的に無料ですが、画像生成が混み合っていると時間がかかることがあります。高速で生成するための「ブースト」という回数券(クレジット)が毎日配布され、それを使い切ると低速になります(追加料金はかかりません)。
- Leonardo.Ai: 毎日一定量の「トークン」が無料配布されます。画像を1枚生成するのに数トークン消費し、使い切ると翌日まで待つ必要があります。
- Canva AI: 無料プランでも利用回数の制限付きで使えます。
初心者が趣味で楽しむ分には、無料枠だけで十分に満足できるツールが揃っています。
Q. 英語ができないと良い画像は作れませんか?
A. いいえ、その時代は終わりました。
かつては高精度なプロンプト(呪文)は英語が必須でした。しかし、Microsoft Copilot (DALL-E 3) の登場により、状況は一変しました。
Copilotは、あなたが入力した日本語の曖昧なニュアンスをAIが汲み取り、自動で最適な英語(またはAIが理解しやすい指示文)に翻訳・最適化してから画像生成AIに渡してくれます。
そのため、現在では英語力とAI画像のクオリティは全く関係ありません。 臆せず、豊かな日本語でAIに指示を出してください。
Q. 生成した画像をSNSに投稿してもいいですか?
A. はい、節度を守れば問題ありません。
あなたがAIで生成した画像は、基本的には自由にSNS(XやInstagramなど)に投稿して楽しむことができます。
ただし、以下の点には注意してください。
- 公序良俗に反しないこと: 差別的、暴力的、または性的な画像は、AIの利用規約およびSNSの規約の両方で禁止されています。
- 他者の権利を侵害しないこと: 特定のブランドロゴや、実在の人物、著作権のあるキャラクター(例:特定の漫画のキャラクターそのもの)を意図的に生成し、権利者が不利益を被るような形で公開するのは避けるべきです。
- 「AI生成であること」を明記する(推奨): 必須ではありませんが、AIが生成した画像であることをキャプション(#AIart, #画像生成AI など)で明記することは、見る人への誤解を避けるための良いマナーとされています。
まとめ:画像生成AIは難しくない!まずは無料で触れてみよう
この記事では、画像生成AIの基本から、初心者におすすめの無料ツール、具体的な使い方、プロンプトのコツ、そして安全に使うための注意点までを網羅的に解説しました。
この記事の重要なポイントをまとめます。
- 画像生成AIは急速に進化しており、無料・日本語対応のツールを使えば初心者でも簡単に始められます。
- 初心者の「最初の一つ」は、日本語の指示をAIが最適化してくれる「Microsoft Copilot (DALL-E 3)」が最適です。
- プロンプトは「誰が・どこで・何をしているか」を具体的に伝え、画風や品質のキーワードを追加すると精度が劇的に上がります。
- 安全に楽しむため、著作権や商用利用の可否は各ツールの利用規約を必ず確認し、個人情報や機密情報は絶対に入力しないでください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
画像生成AIの使い方は、教科書のように「学ぶ」ものではなく、ゲームのように「慣れる」ものです。一番の上達法は、本記事で紹介した簡単なツールを使って、実際にたくさんのプロンプトを試してみることです。
さあ、今すぐCopilotを開いて、あなたの頭の中にあるイメージをAIに伝えてみてください。あなたが想像もしなかったような、素晴らしい世界が待っています。